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なでしこジャパンがアメリカに13年ぶりに勝利!シービリーブスカップ優勝

日本代表

令和7年2月27日は歴史的な日になりました。なでしこジャパンが13年間勝てなかったアメリカに2-1で勝ち、シービリーブスカップで優勝しました。

前回勝利は2012年アルガルベカップ

なでしこジャパンは、シービリーブスカップ2025で戦うまでの直近13試合は未勝利(4分9敗)でした。

前回勝利したのは、2012年のアルガルベカップのグループリーグでした。

この試合では高瀬愛実のゴールで1-0で勝ちましたが、澤穂希選手は体調を崩して不出場でした。

澤選手不在のなか頑張らないといけないと感じた選手たちの頑張りで勝つことができました。

2024年パリオリンピックとの違い

2024年のパリオリンピックでもなでしこジャパンはアメリカと対戦し、準決勝進出を目指しましたが、0-0で迎えた延長線で失点し0-1で敗退しました。

今回のシービリーブスカップのメンバーとほぼ変わらず、池田前監督率いるなでしこジャパンは、アメリカのシュート数15本に対して12本という果敢な攻めを見せましたが、ポゼッション率は30%を切り、力の差を見せつけられました。

今回のシービリーブスカップはなでしこジャパンにとってはニールセン新監督の緒戦であるものの、ワールドカップに向けての強化としての位置づけですが、相手がアメリカとあって、なでしこジャパンは全力で立ち向かいました。

2011年ワールドカップ優勝メンバーでもある熊谷紗希選手は、アメリカ選手とのヘディングの競り合いで頭部を負傷しましたが、バンテージを撒いてプレーを続けました。

90分で勝ちたい!という熊谷選手の思いが通じたように思います。

2011年W杯優勝時はPK戦

2011年のワールドカップで決勝戦をアメリカと戦い優勝しているのでは?という疑問がありますが、澤選手が延長戦で同点に持ち込みPK戦となりました。

サッカーの試合ではPK戦は引き分け扱いなので、勝ってはいません。大会はPK戦にて優勝することができました。

第1期黄金時代は澤穂希のチーム

2011年のワールドカップ優勝メンバーは佐々木則夫監督が率いていましたが、選手は澤穂希さんを中心としたチームでした。

当時のメンバーは、山郷のぞみ、近賀ゆかり、岩清水梓、熊谷紗希、矢野喬子、阪口夢穂、安藤梢、宮間あや、川澄奈穂美、大野忍、福元美穂、宇津木瑠美、鮫島彩、田中明日菜、永里優季、丸山桂里奈、高瀬愛実、岩渕真奈、海堀あゆみ。そうそうたるメンバーです。

今回のシービリーブスカップにはレジェンドでもある熊谷紗希選手が出場しています。34歳の熊谷選手が第1期黄金時代の精神を伝えているのでしょう。

第2期黄金時代は長谷川唯のチーム

なでしこジャパンは2012年以降、澤穂希さんの引退をはじめ、レジェンドたちが去っていきました。

岩渕真奈選手、熊谷紗希選手がチームを牽引しましたが、佐々木則夫監督の後を継いだ高倉監督のチームは新しい力を求められながらもU17〜U20世代の成長を待つしかありませんでした。

澤穂希に代わる逸材は2011年にまだ15歳の少女だった長谷川唯であることが知られるようになるまでは時間がかかりました。

2012-2014  U-17に飛び級で選出される。

2014-2016  U-20 に飛び級で選出される。

2017- ついに、なでしこジャパンとしてデビュー。

谷川萌々子ら若手が育つ環境

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