佐野海舟選手が2023年11月16日ワールドカップアジア2次予選のミャンマー代表戦でA代表デビューししました。後半から鎌田選手と代わってボランチに入った佐野海舟選手は試合開始わずか5秒でボール奪取しました。そのプレーを見た解説の内田篤人さんは、鹿島アントラーズの後輩でもある佐野選手のプレーに「ボールを回収…」と発言し、松木安太郎さんに突っ込まれて「シンプルに恥ずかしいです」とコメントしていました。
引用:(撮影・後藤 大輝)(スポーツニッポン新聞社)
佐野海舟選手の武器は「ボール奪取」
自分の武器を「ボール奪取」と堂々という佐野海舟選手ですが、ボール奪取、ボール回収した後の流れるようなパスやシュートで、守備的ミッドフィルダー以上に攻撃的ミッドフィルダーとしてのパフォーマンスを発揮してくれました。
佐野海舟選手の海舟=回収はサッカーライターのお墨付き
サッカーライターとして有名な加治良幸さんは、A代表に招集された佐野選手の取材レビューをXにポストしていました。
今後、ボール奪取をボール回収、海舟だけに。というお約束フレーズが聞けそうですね。
佐野海舟選手の基本情報
佐野海舟選手に関する情報をまとめました。
名前: 佐野海舟(サノ カイシュウ)
生年月日: 2000年12月30日(22歳)
出身地: 岡山県津山市
身長/体重: 176cm / 67kg
在籍チーム: 鹿島アントラーズ
ポジション: ミッドフィールダー(MF)
背番号: 25(代表では7)
利き足: 右足
佐野海舟選手のキャリア
ユース時代: FCヴィパルテU-12、FCヴィパルテU-15、米子北高等学校
プロキャリア: 2019-2022年 FC町田ゼルビア、2023年- 鹿島アントラーズ
日本代表: 2023年11月13日、2026 FIFAワールドカップ・アジア2次予選に参加する日本代表に追加招集され、11月16日のミャンマー戦で代表初出場
佐野海舟選手のプレースタイル
守備的ミッドフィールダーとして主に起用されるが、サイドバックやセンターバックでの起用もある。
ボール奪取に優れ、危機察知能力やフィジカルの強さが特徴。
「佐野回収」という愛称で知られ、ボールを奪取し攻撃に繋げるプレースタイルが特徴。
佐野海舟選手の人物・エピソード
名前の「海舟」は、父親が好きな江戸時代末期の偉人、勝海舟に由来する。
理想の選手はエンゴロ・カンテ。日本では遠藤航や守田英正を尊敬している。
実弟の佐野航大もプロサッカー選手で、エールディヴィジ・NECナイメヘンに所属している。
佐野海舟選手のこんなところをサッカー少年はお手本にしよう
佐野海舟選手は、町田ゼルビア時代から自分の武器を「ボール奪取」とアピールしていました。
ボールを奪うことが武器という佐野選手の目標は遠藤航選手なので、デュエルの強さを追求していきたい様子がよくわかります。
サッカー少年の多くは攻撃的なプレーの上達を目指しますが、佐野選手のようにひたすらボールを奪うというプレーを目指すことで、いろいろな能力が目覚めるかも知れません。
ボール奪取はボールだけを見るのではなく、パスを出した選手、受けようとする選手の両方を見る必要があります。
ボールウォッチャーになりやすい少年サッカーでは、ボールに目を奪われないトレーニングになるでしょう。
佐野選手はボールを奪った後のプレーもスムーズなので、奪取直後のプレーにも注目です。
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