サッカーの練習にはカラーコーンが非常に役立ちます。コーンを使った練習は、ドリブル、シュート、パス、フィジカルトレーニングなど、さまざまなスキルを向上させるのに適しています。
カラーコーンを並べてジグザクドリブルをする様子は、少年サッカーでは当たり前のような光景ですが、使用するカラーコーンの選び方で練習効果に差がでます。
賢いカラーコーンの選び方はズバリ高さです。
カラーコーンには2種類の高さがある
カラーコーンには大きいものと小さいものがありますが、実は使い分けることで効果が違ってきます。
ドリブル練習などで、背の高いコーンを使うことで、相手選手をイメージしやすくなります。コーンを相手と見立てて練習すると、より実践的なトレーニングになります。
背の低いコーンでは相手とのイメージが難しいため、相手にぶつからずに避ける動きを身に着けたい場合は背の高いコーンを選びましょう。
小さいコーンはボールが当たらないようにするための目印の役割なのでボールの高さがあればOKです。
ただし、小さいマーカーや平たいマーカーでは、マーカーの直上を足や体が通過することができてしまいます。
ボールは当たらずにクリアできたとしても、体はぶつかっているということになります。
コンパクトサイズのカラーコーン
小さいコーンは約30センチ以下のサイズが多いですね。
この商品は高さが22.5cmなので、またぐことは可能ですが、ボールはぶつかり、足はひっかかりますね。
コンパクトサイズのカラーコーンは、練習試合や試合など移動時の使用や、家庭での自主練習用として問題ないですね。
背の高いカラーコーン
工事現場などで使われるカラーコーンは高さが70cmです。このタイプは汎用カラーコーンとして市販されていますが価格の差が激しいです。
このタイプは10個まとめてこの価格です。背が高いカラーコーンは風の影響を受けやすいです。風が強い日はラバーのウェイトが必須です。
背の高いコーンはまたぐことができないので、体をコーンにぶつけないというトレーニングができます。
ポールを使うという方法もあります。このポールは約80センチと150センチの2段階に調整可能です。土台には水を入れてウエイトにする仕組みです。
コーンドリブルで身につくアジリティ
コーンを使ったドリブル練習は、ドリブルスキルのトレーニングが目的になりますが、二次的な効果として、ステップワークやボディバランスの向上があげられます。
サッカーが上手な選手は間違いなく「身のこなし」が素早く正確です。
カラーコーンは風に弱い
安価で便利なカラーコーン(以下、コーン)は、工事現場用のサイズから膝くらいの高さまでいろいろありますが弱点は風に弱いことです。
コーン用のウエイトが販売されているので使っていますが、風がある日は不可欠です。
数年前に、穴開きコーンが販売されました。コーンの横側に穴が空いているので風が通り抜けて倒れにくくなっています。
穴が空いていることで重ねても重くなりにくく、車に積んでの移動も楽です。また、コーンを何本も重ねるときつくて抜けないことがありましたが、穴開きコーンは大丈夫です。素晴らしい発明です。
ただし、リーズナブルとは言えないです。このコーン1本でノーマルコーンが5本買えてしまいます。
安物のカラーコーンは肉厚も薄いので割れることがあります。一度購入すれば長く使えるので、コスパを求めるなら耐久性に注目しましょう。
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