お子さんのチームではユニフォームの下に何か着ていますか。練習着は何を着ていますか?
もし、お子さんがコットンのTシャツなどを着ているなら止めた方がよいです。
夏だけでなく冬もコットン素材はNGです。
夏用ウェアで快適!練習効果が上がる。疲労回復も期待。
スポーツの経験、サッカーの経験がない場合、なかなかインナーウェアまで気が回らないですよね。
夏用のジュニアサッカーインナーシャツが販売されています。
僕のチームでは、必ず着るようにしています。
価格はそれほど高いものではありません。
吸汗性がよく速乾性が速いインナーウェアはお子さんの疲労も軽減してくれるでしょう。
夏の時期、選手たちは練習の前後はこのインナーウェアだけで過ごすこともあるほどです。
合宿でも遠征でも日常的に着ています。
コットンはなぜダメ?肌触りがよいのに
学校に着ていく服や自宅ではコットンのTシャツを着ているという家庭も多いでしょう。
コットンは肌触りがよく汗を吸ってくれますが、汗をコットンの中に貯め込むという性質があります。
汗は蒸発して体温を逃がすことが目的です。シャツの中に貯まってしまっていては熱がこもってしまいます。
これが冬場になると汗を含んだシャツが運動が終わった後に冷えてきます。汗冷えで体が冷えて風邪の原因になりますよね。
体温が低下すればコンデションも低下してしまいます。
僕はチームの子供たちの着替えをよく観察しています。綿・コットンのアンダーウェア、インナーウェアを着ている選手がいないかチェックしています。
インナーウェアで熱中症予防!サッカーの練習や試合でかく汗はハンパない
通常の生活で汗をかく量ではほとんど問題ないのですが、サッカーの場合は汗に量がハンパないです。
自宅では汗をかいたら着替えるという事が出来ますが、サッカーの練習では何度も着替えることは難しいですね。速乾性のインナーウェアを着ることで汗を放出できます。
熱中症予防にもインナーウェアの役割はとても大きいです。汗を素早く発散することは体温を下げることに結びつくからです。
裸でいるよりも早く汗を発散させることが出来ます。裸だと汗が皮膚の上にたまりますよね。水たまりの水が蒸発しにくいように、汗も表面にとどまらない方が蒸発しやすくなります。
サッカー用インナーウェアにはあれこれ種類があります
ネットで探したり、ショップに行ってアンダーウェアを購入しようとすると、インナーウェアでこんなものを出される可能性があります。一見すると同じように見えますね。
これは冬の防寒用として使われるインナーなので夏に着てはいけません。(肌寒い日に着ることはよいです)
インナーウェアやアンダーウェアの機能として、筋肉のブレを抑える効果があるものもありますが、それはコンプレッションシャツと呼ばれるものに分類されます。
ちなみに、長袖のインナーやアンダーの上に半袖のユニフォームや練習着を着ることが出来ますが、公式戦ではチーム全員がインナーウェアの色を統一する必要があるので、チームで統一したインナーを持っていない時は、購入する時にチームの係、コーチに確認しましょう。
インナーウェアの素材は?
素材は基本的にポリエステル100%です。しかしメーカー毎に生地の織り方に工夫があるようですね。
肌に当たる面には吸汗性を表面には速乾性をもたせた糸で織ることで、表に汗が滲みにくいという機能があるようです。
サッカーの練習着もユニフォームもほとんどのスポーツウェアはポリエステルか、綿が少し混じった素材です。もし、皮膚のトラブルをかかえていてポリエステルを直接着られないという場合は綿が混じった素材を探してみましょう。
夏用インナーウェアはノースリーブの一択
では主なメーカーのノースリーブインナーウェアを紹介します。
インナーウェアは気に入ったメーカーやデザインがあればまとめ買いで2,3枚(もっとあってもいいです)購入しましょう。近くのショップに在庫がない場合は通販で購入してもメール便ならば電車代よりもお安くなるかも。
アンブロ
ポリエステル100%素材ですが、UMBメッシュニット2を使用しています。汗が表面に出にくい加工です。
ミズノ
僕も愛用していますが素材はポリエステル100%です。首まわりがやや小さめなのでルーズにならないので好きです。痩せ気味の小学生にはオススメですよ。
プーマ
TOPクールドライニットという素材を使っていますが、これも吸水性と速乾性を高めたものです。基本的にポリエステル100%です。
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