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小学生のサッカーで子供が試合に出られない親の気持ち

保護者とサポート

少年サッカーの大会が毎週のように開かれていますね。皆さんのお子さんは試合に出ていますか?
サッカーの試合に全員が出られる場合は問題ないでしょう。

しかし、多くの試合ではベンチで交代を待っている子供がいたり、試合終了まで出られない子供もいるものです。

そんな子供の親の気持ちやコーチや子供とどんな関わり合いをしていけばよいのかお伝えします

ベンチにいる全員が出られないのはどうして

僕はサッカーコーチをしています。ベンチからコーチングすることも多いです。

大会の種類によっては、全員を出せないこともあります。

その理由を試合の前に保護者に説明しています。

練習としての大会や試合もあれば、チームとして1勝でも上げたいという大会もあります。

多くの大会でのベンチ入り人数制限は16人から20人の間でしょうか。

少年サッカーは8人制ですが、自由な交代なので5分おきにでも交代すればベンチに入れる人数にもよりますが、20人くらい出ることも可能です。

全国大会でも全員交代するチームもあれば、すごく疲れて走れない選手や調子が悪くなった選手だけを交代するチームもあります。

ベンチ入りのメンバーがほぼ同レベルであれば、40分間フル出場するのではなく、フレッシュな選手をどんどん投入していくことが効果的でしょう。

しかし、先発メンバーと比較してレベルが少し低いなという場合はその試合の位置づけにより交代選手を入れるか入れないかを決めます。

経験を積ませることを目的とする場合は先発メンバーと実力差があってもどんどん起用していきます。

交代出場の難しさ

試合は20分ハーフですが、やはり10分以上出場していないと流れに乗れず自分のパフォーマンスが発揮出来ません。

大きな大会で少しでも上位に食い込みたい、勝つことで「勝ちグセ」をつけてチーム全体のモチベーションを上げたい。

そんな大会もあります。

このような大会の試合ではよほど大きくリードしている試合、リードされている試合でないと交代選手をどんどん出すことは難しいと考えています。

特に0-0で緊迫している試合では1点差で勝敗が決まるので、戦力アップになる交代でなければ選手を動かしません。

コーチは試合だけでなくベンチの選手も見ています

僕はベンチにいる選手たちがどんな顔をして試合を見ているか観察することがあります。

チームメイトに頑張って欲しい!自分も試合に出たいけれど仲間よりもいいプレーをする自信がない!チームとして頑張って欲しい!

そんな気持ちを感じるとたとえ数分でも出して上げたいなと思うことがあります。

少年サッカーは自由な交代なので、一度ひっこめた選手をまた出すことも出来ます。

先発メンバーをひっこめても出してあげたい選手がいることは、羨ましいですよね。

試合が始まる前に、交代計画を説明することもあります。

前半10分、後半10分で誰と誰が交代する。ポジションはどこ。

これも選手たちのモチベーション維持に必要ですね。

サッカー少年少女の保護者とコーチのコミュニケーション

保護者はどう考えているのでしょうか。

子供がプレーしている姿を見たい親の気持ちは痛いほどわかります。しかし、同時に我が子が試合にでてミスしたらチームに迷惑がかかると話す保護者もいます。

つくづく思うことは、チームの位置づけ、試合の位置づけについて

選手 コーチ 保護者

この3者でイメージを共有することです。

コーチは、選手を指導する力に7割注いだら、3割を保護者の理解に注ぐべきです。

練習や試合で選手とともにする時間は数時間です。
ほとんどの時間、選手は保護者とともに生活しています。

親子のコミュニケーションに役立つ情報を与えること。

これがコーチとしての役割なのかなと思います。

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