日本代表に選ばれた久保建英君ですが、ファンは一日でも早くプレーが見たいものです。
しかし、森保監督はトリニダード・トバゴ戦にはベンチに入れませんでした。マスコミの質問に対して森保監督は「久保君にプレッシャーがかからないよう配慮している」との答え。
久保君は出られないことがプレッシャーのようですが、森保監督、どうなんでしょう。
さて、久保建英選手はドリブル、パス、シュートとどれをとっても素晴らしいですね。特にドリブルの切れ味が鋭いです。
単なるドリブルでなく絶妙なフェイントが混じっています。
多彩なフェイントをあやつる久保選手ですが、一説によると久保選手が少年時代に学んだバルセロナのカンテラという育成組織ではフェイントの種類はそんなに沢山教えていないとのことです。
いまさらどのフェイントが一番効果があるのか、小学生はどんなフェイントを身につければいいのか。ズバリ解説します。
必要なフェイントはズバリ「ダブルタッチ」!
マシューズフェイント、シザース、ダブルシザース、ドラッグバッグ、サイドステップ、エラシコ、サッカーのフェイントは本当に沢山ありますね。
土屋健二さんのフェイントバイブルは僕にとってもバイブルですが種類が豊富過ぎて全部出来ません(笑)
その豊富なフェントの中からひとつだけ!と言われたら僕は迷わず
ダブルタッチ
を身に着けろ!と言います。
ダブルタッチってどんなフェイントだっけ?という方のためにわかりやすい動画を貼っておきます。
越智さんのフェイントです。
なぜダブルタッチが有効なのか?その理由は
サッカーではボールを持つと相手ディフェンスが奪いに来ます。ゴールに向かっている時は正面に立って前に進ませないようにします。
サッカーでは寄せとかアプローチというディフェンスですね。
サッカー初心者やサッカーを始めたばかりの小学生の場合は、相手を抜く時にどうしてもボールと体を斜めに進めようします。
斜めに進むと相手の足がシュッと出てきてカット!または相手の体がスッと割り込んで来ます。
斜めに進むからこうなるのですが、ダブルタッチというフェイントはボールを真横に動かして、正面の相手がいない場所を縦に進みます。
斜めではなく、横→縦と進むので相手の脇をすり抜けやすいフェイントです。
ダブルタッチフェイントのコツは?
効果があるダブルタッチですが、全てのフェイントに言えるようにダブルタッチも小さな動きでは相手が引っかかってくれません。
相手の足や体に触れないところまで、真横にボールをしっかりと動かす必要があります。
そして横から縦へのタッチと体の移動を出来るだけすばやく行います。
ダブルタッチというくらいなので、2回のタッチで相手を抜きますが、1回目のタッチで相手が反応してくれれば、相手は横方向に動いたボールを追って足を出して来ます。
2回目のタッチはその足先をかすめるように縦にボールを押し出してやるという訳です。
動画でもわかるように、横に動いたボールと相手を止めようと足を出させることがひとつのコツです。
相手は足を広げた状態なのですぐに反転出来ません。でも、出来るだけ素早く縦にスピードアップしましょう。
右効きの選手は左足から右足で縦に抜くという抜き方が得意でしょう。でも逆も練習しておくことが大切です。
ひと味くわえるとすれば、ダブルタッチの前にシザースをひとつ、ボディフェントをひとつ入れるとよいです。
このフェイントは小学1年生でも出来ます。団子になりやすい低学年のサッカーで相手をダブルタッチでスイスイ抜いていく子を見たことがありますが、無敵ですね。
早く身につけたいフェイント「ダブルタッチ」。練習してくださいね。
コメント