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サッカーの試合で大切な「体の向き」基本的な考え方解説

足裏ドリブル ブレイン

サッカーでは、体の向きが大切だとよく言われます。

テレビのサッカーの解説でも解説者が「体の向きが反対」とか「体の向きがいい」とか言っていますね。

よい体の向きをコーチング用語では「グッドボディシェイプ」と言います。
直訳すれば「よい体の形、姿、輪郭、形状、原型、状態・・・・」という事になります。

そんなこと知っているよー!という方はここから先をお読みいただかなくてよいのですが
子供たちに「体の向きをよくする目的は?」と聞くと、すらすらと答えられないこともあります。

よい体の向きが生み出す攻撃的なプレー

トラップがしやすい、パスが出しやすい、シュートを打ちやすいとか
相手が見えやすい、味方が見えやすいなどという言葉が出てきます。

当たっているけど80点!

答えは、「攻撃方向を見るため」です。

攻撃方向とはズバリ相手のゴールです。

サッカーの原点は相手のゴールにボールを入れること。
そのためにはゴールを見ることは大前提です。

バスケットボールの試合を見ると、選手の狙いはリングしかありません。距離は関係なく。

守備でも大事な体の向き

サッカーは、守備エリアだとゴールを見る意識が低いせいか体の向きがよくないこともあります。

タッチラインの方向を見ることもありますね。

中盤のミドルエリアでもボールの攻防があるので攻撃方向がおろそかになってしまうこともあります。

攻撃エリアに入れば、ゴールを意識しない選手はいないでしょう。

ゴールの方向を向きたくてしょうがないのですが、相手デフェンスはゴールから遠ざけようとするので
ゴールに対して後ろ向きになることもあります。

ピッチを3つのエリアに分けてみる

さて、エリアごとの体の向きについておさらいしてみましょう。

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赤の選手はゴールとゴールの方向にいる相手、味方、スペースが見えません。これは損な体の向きです。

どんなボールを受けても、相手ゴール方向が見えるようにトラップすること。

特に、守備エリア(図面のピンクの部分)でのボールの持ち方は大切です。

相手に奪われたくないので、タッチラインを向きがちですが、そういう状態になることが問題です。

ボールをもらうまえからしっかり開いてピッチ全体と相手ゴールが見える体の向きを作ることで
相手の位置、味方の位置、スペースが見えるようになります。

相手ゴールを見ることで、攻撃に必要な情報がいっぺんに手に入る!

ということなんです。

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