ナボコーチです。今回は、僕がなぜクーバー・コーチングのサッカー上達DVDを紹介するのか?っていうことについて書きます。
僕は、サッカーコーチになって今年(2019年)で18年目になります。
現在所属するサッカーチームに関わるようになったのはその数年前です。息子がサッカーチームに入ってしばらくは保護者としてチームサポートをしていました。
自分も小学生からずっとサッカーをやっていたので、息子たちにもぜひサッカーの楽しさを味わって欲しいというのが息子たちにサッカーを薦めた理由です。
サッカー経験があることと、サッカーを指導出来ることはイコールではない。
大学生時代にも大学の近くの中学校でサッカーコーチをした経験があります。
しかし、今振り返るとその頃は、サッカー選手が中学生にサッカーを教えているという雰囲気でした。
ボランティアコーチって大変だなー
ボランティアコーチにどっぷり浸かったのは家庭を持ってからでした。
コーチ仲間を見ていると大変だなーと思う場面がいくつかあります。
土曜日の午後の練習など、土曜日が休日でないコーチは仕事を抜け出してはグラウンドにスーツで来て、そこで着替えてコーチしていました。
練習が終わると、またスーツ着て会社にもどるのか営業に出かけるのか車を飛ばして帰って行きました。
大変だなー。
自分が子どもの頃サッカーをやっていた時には、コーチのそんな姿は見えませんでした。
自営業の方が指導してくれていたせいもありますが、サラリーマンのコーチもいたはずです。
子供の頃に見えなかったものがいろいろと見えて来ました。
リフティングに教え方があるなんて想像もしなかった
チーム練習は午前か午後なので、空き時間は息子の友達と公園で自主練習をしていました。
小学2,3年生の頃ですが、子供たちにリフティングを教えるんですが、全然出来ないんですね。
まず、1回目が出来ない。
なぜ出来なんだ?
というくらい出来ないんです。
足にボールが当たっていないというか、足のあちこちにボールが当たるのでボールもあちこちに飛びます。
実はチーム練習でリフティングを教えている場面を見たことがなく、低学年の子は上級生のリフティングを見て覚えるという雰囲気でした。
自分の小学生年代もそうだったので、サッカーはそれでいいと思っていました。
しかし息子や息子の友人は
「出来るようになりたい。教えて!」と言います。
リフティングは試合で使う技ではないので別に出来なくてもいいんですけど、出来た方が絶対得だしプレー全体が上手くなるのがリフティングです。
リフティングが出来るようになる練習方法を知りたい。自分が知らないから絶対知りたい。
自分が教えてもいいけれど、チームにはチームの指導方針があるから余計なことはしないでおこう。そう考えました。
「今度、コーチにリフティング教えてくださいって言ってごらん」
そう言って、コーチがどんな指導をするのか探ってみることにしました。
リフティングだけではない「ボールフィーリング」のトレーニング
数日後練習を見に行くと、なにやらリフティングの練習を始める気配がありました。子供たちがコーチにリフティングを教えて欲しいと言ったようです。
ひとり1個ボールを持ち、コーチの周りに散らばりました。ボールタッチから始まるのかなと様子を見ました。
しかしよく見るとリフティングではなく、ボールマスタリーだったんです。
ボールマスタリーというのはクーバー・コーチング・サッカースクールで教えているトレーニング方法です。
自分が子どもの頃はクーバー・コーチング・サッカースクールはありませんでしたが、息子たちがサッカーを始めた頃から大きく普及し始めました。
その頃のコーチは僕の先輩になりますが、始めてクーバー・コーチングに出会って衝撃を受け、クーバー・コーチングを学んだと後で語っていました。
ボールマスタリーで足とボールをなじませる。ボールタッチ、ボールフィーリングを磨く。
トラップやキックやドリブル以前の「ボール感覚」を磨くことはとても大事です。
特に小学生年代には適切なトレーニング方法です。
クーバー・コーチングとの出会い
クーバー・コーチングのトレーニングを見て少々ショックを受けました。
サッカー指導法で知らないことがある、クーバーって何だ?
18年ほど前は、今の時代のように情報がありません。
クーバー・コーチングのビデオの入手方法ですらわからず、ベースボール・マガジン社に電話をかけたほどです。
電話口の向こうからサッカーに詳しい方がいろいろと説明してくれました。
「どこにお住まいですか?紀伊國屋書店など大きな書店で注文していただくか、サッカークリニックという雑誌を見ていただくと購入方法がわかります」
クーバー・コーチングの本やDVD、そしてサッカークリニックという指導者用雑誌との出会いです。
クーバー・コーチングジャパンを体験した
クーバー・コーチングそのものについては、クーバー・コーチング・ジャパンという会社があるのでそこに問い合わせました。
・クーバー・コーチングはトレーニングメソッドなので、チームは持たない。どんなチームに所属していても参加出来る。
・チーム練習はグループ練習が多いが、クーバー・コーチングは個人スキルを磨くことが目的なので、チーム方針とバッティングすることはない。
・世界的に有名な選手も少年時代はクーバー・コーチングでサッカースキルを磨いた。海外にはそのような環境が整っている。
やはり基本はボールコントロール。世界の一流選手の技もひとつひとつ分解すれば小学生にも出来るようになるもの。
日本の指導者にはそのような「体系的」な指導をしている人は少ないので、クーバー・コーチングがこれから広まって行くだろう。
さっそく息子たちをスクールに入れ、どんな指導をしているのか観察しました。
スクールでは、クーバー・コーチングメソッドを基本にしながらコーチがアレンジしてコーチングしていました。
メソッドの全てを知りたいと伝えると「クーバー・コーチングの講習会」への参加を薦められました。
さっそく講習会に参加しました。
「なんと合理的なトレーニング方法なんだ!」
ボール扱いや体のさばき方をトレーニングするために必要なメニューが過不足無く、まるで学校の学習要領のように整理されていました。
日本のサッカーはまだまだ遅れている。そう実感しました。
クーバー・コーチングは進化する
それから数年後、僕はサッカーコーチとしても数年の経験を積んでいました。
クーバー・コーチングがリニューアルされたというので講習会を受けることにしました。
アルフレッド・ガルスティアンが直接指導してくれるというので楽しみにしていました。
日本における初期のクーバー・コーチングは「ボールと自分」の関係でした。
しかし、その後、日本がワールドカップに出場し、1対1の技術が求められているという背景から、小学生向けのクーバー・コーチングであっても
「対人プレー」「ボールと自分と相手」「ボール際の激しさ」
を求めるようになっていました。練習そのものも激しくなり、競い合うメニューが増えました。
クーバー・コーチングが進化したのです。
クーバー・コーチングDVDは数種類販売されています
クーバー・コーチングは現在、DVDで学ぶことが出来ます。
お父さんコーチ、指導者はもちろん、サッカー経験のない保護者の方にもメリットのある内容です。
しかし、クーバー・コーチングのDVDは複数種類が販売されているので迷う方もいるでしょう。
このような書籍もクーバー・コーチングの「一面」を知ることは出来ます。
しかし、本質を知ることは出来ません。僕も購入して経験しています。
本質を知るならこちらのDVDセットをおすすめします。
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