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ボールと戦わないという考え方を持つとプレーが変わる

キック

サッカーの練習って、ボールコントロールの練習が中心になりますよね。

サッカーは不器用な足でボールを扱うので、ボール扱いの練習が他のスポーツよりも多くなるらしいです。

野球の練習などは、投げる、打つ、捕球する、そして走るという要素がたくさんあって、習得が大変そうです。

バスケットボールはどうでしょうか。ボールをキャッチする、投げる、シュートする。シンプルですね。

サッカーも、パスやドリブルでボールを運ぶ、シュートする。相手のボールを奪う。シンプルです。

ボールに対する意識

サッカーの練習で特徴的な練習と言えば「ボールリフティング」です。
足でボールを扱う技術のバロメーターのような練習ですね。

ボールを見るという意識はこのリフティングで身についてしまうのかも知れません。
僕は、自主練習でリフティングする時には、ボールから時々目をそらす、見ないようにすることをススメています。

チラッと見ただけでコントロール出来ることが、実践では役に立ちます。

キックもそうです。

パスをする時にインサイドキック、インステップキックなどを用いますが、キックをする時にボールと戦っていませんか。

これは、鈴木陽二郎コーチが蹴り方レッスンDVDで解説している考え方なのですが、メッシでさえボールを完全に扱えません。
ミスをします。

なのに普通な人間の僕たちや、サッカーを始めた小学生が「ボールと戦う」「ボールを自分の思うようにする」などということは、無茶な話です。

ボールと自分の位置

例えばトラップミスをしたとします。

ボールをタッチして、蹴りやすい場所に動かし、パスしたい方向に合わせて、自分とボールと目標を調整します。
この時、ボールのそばに自分が駆け寄ればいいのですが、足でボールを運んで自分の近くに持ってこようとすることが、ボールをなんとかしよう、ボールと戦っている姿、らしいのです。

自分が扱い安い場所にボールを手繰り寄せるのではなく、ボールを扱い安いところに移動するという発想。
これが、大事という話です。

本来は、「キック上達法」を解説しているDVDなのですが、このようなサッカーのそもそも話が聞けて、とてもためになります。

こちらの記事を参考にしてみてください。

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