平成生まれのサッカーコーチは違うのかも知れませんが
僕のような昭和生まれのコーチの多くは、サッカーの基本と言えばインサイドキックと教わりました。

なので、サッカーを始めたら最初に身につける技術はインサイドキックです。

サッカーコーチもインサイドキックを教えなければなりません。

インサイドキックで正確なパスを蹴ることが出来るようになれば、パスがつながり
相手ゴール前にボールを運ぶ事ができて、シュートを打つことが出来る。

インサイドキックの指導の目的として正しいですね。

サッカーを始めたばかりの小学生にインサイドキックを教えることはいいのか悪いのか

しかし、インサイドキック至上主義の理論には弱点があったのです。

神経系発達時期にもったないトレーニングではないのか?という疑問です。

ゴールデンエイジという言葉をご存知かと思います。

小学生の時期、特に10歳から12歳の時期とその前後、8歳から14歳の時期は、神経系が特に発達する時期です。

ゴールデンエイジ、プレ・ゴールデンエイジ、ポスト・ゴールデンエイジというように
ゴールデンエイジの前後も大事だと言われています。

大人があるスキルを習得するのに2、3日かかるような動き(フェイントの動きとかトラップの動き)を
ゴールデンエイジの子供たちはわずか30分から2時間程度(目安)の瞬時に出来るようになります。

ちょっと大げさかもしれません。驚きかも知れません。

これは僕も経験済みですし、全国の多くの指導者もゴールデンエイジの存在は認めているでしょう。

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ゴールデンエイジにインサイドキックを教えることの意味

この時期に「インサイドキック」だけのトレーニングを子供たち2人が黙々と向かい合って行うってことはどういうことか考えてみましょう。

インサイドキックをするための神経系は太くなるかも知れません。
しかし、その他の動きは発達しないので、正直もったいないという話です。

外遊びをしない子供たちの弱点を考えてみましょう。

サッカー選手にはボールを蹴る能力以外に

    • 走る、止まる、ターンする、

相手にぶつかる、ぶつけられる。

という動きへの対応が必要です。

サッカーが現在ほど普及する前は、子供たちは外遊びをして多種多様の動きを日々体験していました。

しかし、外遊びをしない現代の子供たちはそのような体験が出来ません。

サッカークラブの練習の中で、外遊びに匹敵するようなメニューを取り入れる必要があるというのが実情です。

なので、初心者は、インサイドキックの練習をする前に「動きづくり」の練習をすることが必要です。

「動きづくり」の練習でカラダが思い通りに動くようになってからインサイドキックの練習をした方が
早くインサイドキックが出来るようになります。

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