今どきの小学生はyoutube動画(ネット動画)でサッカーを学ぶ!メリットとデメリットは?

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NHKの逆転人生という番組でドリブルデザイナー岡部将和さんを特集していましたね。
サッカー指導で食べて行くきっかけになったものは「Youtube」でした。

岡部さんのドリブル理論は海を超えて世界的に評価され、バロンドールを受賞したいという選手をコーチングするまでになりました。大きな夢に向かう岡部さんに注目です。

サッカーが大好きな少年少女の中で、Youtubeでサッカー動画を見たことがないという選手は少ないでしょう。
少年サッカーとYoutube。

youtube動画以外の動画サービスもあるので大きな意味では「ネット動画」ですね。
これは現代サッカーでは、小学生の上達方法のひとつとして注目する必要があります。

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Youtubeでフェイント動画を見まくる小学生

小学生チームを指導していますが、低学年(4年生以下)を指導していると、フェイント名を叫びながらフェイントで仲間に挑む子がいました。

「ダブルシザース!」「ステップオーバー」とか言って相手に向かってスイスイ抜いて行きます。

チーム練習でもフェイント指導を行っていますが、他の子供たちはフェイントが出来ることとフェイント名にあまりこだわりがないようです。

4対4のミニゲームで「シザースを使ってみよう」と声をかければ、シザースに挑戦する選手はいるので、フェイントの名前とやり方は一致しているようです。

フェイント名を叫ぶ子を観察しているとヒールリフトをするようになって来ました。
さすがに練習で指導したことはないので、「どこで覚えたの?」と聞きました。

「ユーチューブ!」と答えてくれました。練習が終わる頃、その子のお父さんが来ていたので自宅での様子を聞きました。

「タブレットでフェイントばかり見てますよ。見るとやりたくなるようで、部屋の中で真似してます」

お父さんはサッカー経験者なのですが、あえて子供に教えることはせずにタブレットを見させて興味をもたせているようです。「お父さん、その姿勢いいですね!」と肩を叩きました。

その子は小学2年生です。youtube動画でフェイントに興味を持ち、自宅で真似するだけでなく、チーム練習でも積極的にトライしています。

youtube動画を見ることとサッカー上達は別

サッカーのYoutube動画を見てサッカーの勉強しているという子はこれまでも沢山いましたが、多くは有名選手のプレーを見るだけで「スゲー!」「面白い!」だけで終わっていたようです。

しかしyoutube動画を見て、真似て、練習して、上達している子は少ないようです。

チーム練習だけではなかなか上達しない選手もいる

サッカーは教わるものではない。上手な選手を見て真似て練習して上達するんだ!

たしかこんな言葉があったと思います。誰が言ったかわかりませんが、意味はよく分かります。
私もそう思います。

現代のサッカーでは、コーチがライセンスを持っているので選手にスキルを教えて身につけさせる方法が取り入れられています。

基本的な事はチームで教わるのですが「より上手くなりたい」「上手くいかないけど、なんとかして上手くなりたい」という選手は個人的に努力する必要があります。

個人的に上手くなるための方法としてyoutube動画を見るという事は現代ではよくあることでしょう。
しかし、見ても上達しない選手もいますし、見ただけではやり方がわからない選手もいることでしょう。

youtube動画を見て上達する選手の特徴

スポーツのスキルを身につける時に外せないことがあります。
それは、見たことを自分の体で再現する能力が土台になるという事です。

コーチがやり方を説明する場合もYoutube動画で真似する場合も、情報は目と耳から入ってきます。

例えばシザースフェイントですが、ボールの向こう側をまたぐという動作が基本です。
またいだ後に逆方向にボールを持ち出します。

低学年の子供たちを指導していると、ボールをまたぐことは出来ますが、ボールの真上をまたぐ例がほとんどです。
ボールの向こう側をまたぐことは意外に難しく、思ったよりも足を大きく動かす必要があります。
しかも素早くまたがないとバランスを崩しますし、相手が引っかかってくれません。

コーチが指導する場合もYoutube動画を見る場合もこのようなポイントは情報として入ってくるでしょう。
しかし、「ボールをまたぐ」という情報で止まっているかも知れませんし、ボールの向こう側をまたごうとするとボールに足がぶつかってしまうこともあります。

止まった状態で出来ないことはドリブルで移動しながら出来ないので、ここで「シザースはむずい!」と諦めてしまうかも知れません。

体の動きを真似することから始めよう

サッカーのスキルを学ぼうとする場合、そこには必ず「ボール」があります。
ボールを扱う練習なのでボールがあることは当たり前ですが、そこに落とし穴があります。

ボール無しでやってみる→難易度を下げてみる

先ほどの「シザースフェント」ですが、これはボールに触らないフェイントです。このようなフェイントの場合はボール無しでやってみてください。

ボール無しでスムーズに出来ない場合は、バランスが悪いか股関節の柔軟性が足りないことが考えられます。
ボールの向こう側をまたげているか、またいだ後にバランスが崩れていないか。左右両足で出来るか。

ボール無し、ボール有りを繰り返しやってみること。そして、上手く出来ないなと思ったら動画を何度も見直すことが大事です。

小学生の場合は、親子でこのような練習をすることもあるでしょう。
動画と同じ動きかどうか、親子でコミュニケーションをとって練習することもいいですね。

見たことを自分の体で再現する能力を高めよう

youtube動画を見てトレーニングしようと思ったら、すぐに出来るとは思わないで、1週間くらいかけてやってみることと腹をくくることも大事です。

小学生年代から中学生にかけての時期はゴールデンエイジと言われます。
見たことを真似て自分のものにする能力が高い年代と言われています。

それでも個人差はあります。30分で出来るようになる選手も入れば、3日かかる選手もいるでしょう。
私が指導してきた経験では、「見たことを再現する能力が高い選手は早く身につけることが出来る」と感じています。

コーディネーショントレーニングというトレーニング方法がありますが、これも「見たことを再現する」ため「思い通りに体を動かす」トレーニング方法です。

すぐに出来なくても1週間くらい毎日繰り返すことで、土台となる「体の動かし方」の能力がアップしていくことでしょう。

ボールフィーリング(ボール感覚)は、その後についてくるものなので、体の動かし方とボール感覚を同時に身につけようとするとハードルが高くなりやすいというワケです。

サッカーのスキルとは、体の動かし方とスピード、そしてボール感覚の両方が必要になります。

守備のスキルではボール感覚は必要ないように見えますが、ボール感覚とはボールに触ることの他にボールがどこにあるのか、どれくらいの速さで動いているのか、という空間認知能力が必要になります。

楽しみながらステップアップすることがサッカー上達のコツです。
サッカー以外のスポーツを楽しむことや外遊びも間接的にサッカー上達につながります。

保護者の方も指導者も「長い目」を持つことで選手の自主性を引き出せるでしょう。

レッツトライ!

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